ホームセンター経営のアークランズ(新潟県三条市)が野々市市御経塚2丁目のイオン御経塚ショッピングセンター跡地で勧める商業施設開発に関し、2022年7月14日付の建設工業新聞は、食品スーパーのテナントがイオンリテール(千葉市)になると報道した。
同所では、これまで当サイトが報じてきた通り、2023年5月の完成に向け、2022年7月7日に複合商業施設の新築工事が始まったばかり。
複合商業施設は2階建てで、アークランドのホームセンター「ムサシ」とヤマダホールディングス(群馬県高崎市)の店舗が入る。売り場の面積は旧イオン御経塚ショッピングセンターと同程度になるもよう。
他にも数店舗が入るとみられ、その中でも大きなところとしてイオンリテールのスーパーが入ることになるようだ。
さらに建設工業新聞によれば、日経社ハビタ二十一(東京)が住宅展示場を設けるらしい。
これは面白い。複合商業施設を造るメインのパートナーであるヤマダホールディングスは傘下にヤマダホームズ(旧ヤマダ・エスバイエルホーム、群馬県高崎市)を抱えているのに、住宅はまた別の業者が入るということか。
そもそも、ヤマダ電機の店舗は御経塚の現場から道なりに2㎞南の野々市市三日市2丁目にもある。この近距離で2店を持つに当たり、どのように機能を住み分けるのか。例えば、御経塚をショールームと割り切って商品を販売せず、三日市を倉庫店のように使うのだろうか。この点に大きな興味がある。
(イオン御経塚の跡地開発に関する報道では、せっかく当サイトがリードしたと思ったのに、また建設工業新聞に先を越された…。それにしても、建設工業新聞も当サイトもこれだけ続報を書いているのに、なぜ地元のマスコミは何も報じられないのか……それについて思うところは、またいずれ書こう)
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