ハチバン(金沢市)が2022年8月1日に発表した2022年4~6月期(第1四半期、3月21日~6月20日)の連結決算は、増収で、損益面はコロナ前の2019年4~6月期以来3年ぶりに黒字となった。
営業収益 | 営業利益 | 純利益 | |
第1四半期実績 | 1,710 | 37 | 56 |
通期の業績予想 | 7,420 | 100 | 70 |
今期から収益認識基準を変更しており、前期との単純比較はできないが、仮にこの第1四半期の営業収益もこれまでの基準で計算し直すと前年同期比27.9%増の17億2,800万円になるという。
コロナ禍なので先行きは読みにくいが、上の表にある通り、特に純利益などは通期計画に対する進捗率が高い状態となっている。
主力の外食事業では原材料費や燃料費、人件費が高騰する中、商品価格を改定した。テイクアウトやドライブスルーで効率化に努めた結果、事業の売り上げが27.9%増だったのに対し、利益は3.2倍に高まった。