良品計画(東京)が展開する住宅ブランド「無印良品の家」が、ついに石川県へ初上陸した。
野々市市西部中央土地区画整理事業施工地区20街区11(堀内の少し西側あたり)にモデルハウスを設け、9月3日に予約制の先行内覧会を始めた。
無印良品の新築住宅には「木の家」「窓の家」「縦の家」「陽の家」という4モデルがあり、今回は「木の家」となる。
そんな「無印良品の家 金沢店」は2階建てモデルハウスで、無印良品のブランドフィロソフィーを表現するかのように極めてシンプルで機能的な配慮を感じさせる間取りとなっている。
1階は床面積が18・78坪で、ほとんどはリビングダイニングキッチン。トイレ、浴室。
建物中央は2階まで吹き抜けになっていて、面積15・02坪の2階は階段を上がってきて一方にワークスペース&子ども部屋。もう一方にフリースペース&主寝室。
間取りを見る限り、フリースペースは今なら在宅勤務用のスペースなどとして活用できそうだ。
そういう意味では、小さい家ながら、ワークスペースとフリースペースという多目的な場所があり、ライフスタイルの変化に合わせて使える間取りと言えそうだ。
この家の基本コンセプトは「永く使える、変えられる」ということで、まさにそれを省スペースで実現するのが無印らしいと感じた。
先行内覧会は19日までとのこと。オープンしたら、一度は覗いてみたい。