三光合成、2022年5月期(今期)は過去最高の業績を予想/自動車業界の復調を見込む

2021年7月15日

樹脂部品製造の三光合成(南砺市)は2021年7月14日、2022年5月期の業績予想が同社として過去最高を更新する計画だと発表した。自動車業界の復調が力強く、旧盆期間明けには市況が大幅に回復すると見込む。

米国では10億円を投じ、自動車部品の生産能力を増強する。

予想の連結売上高は前期(21年5月期)比8.8%増の600億円、営業利益は20.3%増の29億円。

1株当たりの年配当は前期比で3円増の14円を見込む。

15日の株価、一時13%の値上がり

21年5月期の業績は計画を上振れて着地した。これらは14日15時に発表された。

三光合成の株価は15日、一時510円をつけ、前日の終値と比べて13.5%値上がりした。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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