福島印刷(金沢市)は2022年9月29日、23年8月期の単体業績が22年8月期と比べて増収減益になるとの予想を公表した。
中長期的にペーパーレス化が進む中、競争激化による受注単価の低下が影響されるほか、コロナ禍で進む円安や原材料高が利益面を圧迫する。大都市圏での販売力強化や商品サービスの創造、資格取得を後押しする人材育成などに力を入れる。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
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2022年8月期 | 7,673(▲10.3) | 329(▲43.7) | 234(▲42.4) |
2023年8月期 | 8,083(5.3) | 279(▲15.4) | 190(▲18.9) |
同日発表した22年8月期の単体決算は減収影響に加え、21年8月期に計上していた「作業くず売却益」もなくなって減益となった。