【続報②】石川県最大の手取川ダム、貯水率が35%に/毎日1ポイント強ずつ低下/この先は晴れ予報続き

【続報②】石川県最大の手取川ダム、貯水率が35%に/毎日1ポイント強ずつ低下/この先は晴れ予報続き

2023年8月29日

石川県内最大のダム「手取川ダム」の貯水率が2023年8月29日、35%台へ低下した。8月18日に小池百合子東京都知事が節水を呼び掛けた際、関東最大のダムの貯水率は36%で、それを手取川ダムが下回ってきた。

2023年8月29日の様子

当サイトでは8月21日に初報を掲載しており、それから8日間で10ポイント低下した。1日当たり1ポイント以上も貯水率が下がっている計算になる。

筆者はこの数日、ウェブサイト「石川県防災ポータル」を頻繁にチェックしている。ダムからの流出量は絞っているとみられる時間帯があるものの、流入量が時間帯を問わずほとんどない状態が続いているようだ。

まとめページは以下のリンクから

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以下に8月21日午後と29日午後の写真を掲載する。

21日の様子
29日の様子

29日は夕方に撮影したこともあって分かりにくいが、やや減った感じに見える。

ちなみに、この先の石川県内の天気予報を見ると、ほとんど雨マークがない。

このまま毎日1%強ずつ減れば、週内にも20%台に低下しかねない。

県内で最も大きなダムがこの状態なら、もっと騒いでも良いはず。「むやみに不安を煽るな」ということなのかも知れないが、実際に水が底をつきかけてからでは何もできないからなあ…。

なんか、不思議だ。

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国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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