JR西日本がまとめた北陸3県の主要3駅(金沢、富山、福井)における運輸取扱収入は2022年度、コロナ禍の落ち込みから大きく復調し、2021年度比6割増となった。
駅 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | 2019年度 |
---|---|---|---|---|
金沢 | 4,818 | 3,096 | 2,275 | 6,450 |
富山 | 2,485 | 1,527 | 1,155 | 3,768 |
福井 | 1,846 | 1,102 | 826 | 2,433 |
2022年度、3駅を合計した1日当たり運輸取扱収入は9,149万円だった。ざっくり言うと、この3駅だけで毎日1億円近い切符が売れているということだ。
2022年度の運輸取扱収入は多い順に金沢駅が21年度比55%増、富山駅が62%増、福井駅が67%増で、伸び率は福井駅が最も高かった。
2022年度の3駅合計をコロナ前の2019年度と比べると、27%減の水準だった。2023年度は「アフターコロナ」という機運が高まっており、連休時の北陸は旅行客の姿を多く見掛ける。
2週間ではあるが、福井駅は北陸新幹線の延伸で鉄道需要が伸びるかも知れないので、23年度分の運輸取扱収入はコロナ前を超えるか。