金沢の 歴史を一望 武蔵から/安江町の分譲マンション
金沢は「戸建て信仰」の強い土地ですが、分譲マンションは戸建てでは考えられない好立地やロケーションを得られるケースもあります。
今回は「みなとエリア」に該当する物件ではありませんが、マンションの魅力が詰まった物件だったので、ここで紹介します。
そのマンションからは、戦国時代より金沢が育んだ歴史を一望できます。金沢市の武蔵ヶ辻。その交差点にそびえる「グランドパレス武蔵ヶ辻」のことです。
尾山御坊、金沢城、近江町、尾張町…
群雄割拠の戦国時代、加賀は一向一揆衆によって統治されて「百姓ノ持チタル国」と呼ばれました。その拠点は現在の旧市街地の高台にあった「尾山御坊」。織田信長に攻められるまで、約100年にわたり、この地を百姓が統治したのです。
織田家の統治下に入った尾山御坊は「金沢城」と名を変え、江戸時代を通して加賀百万石の行政の中心地となっていました。その江戸時代中期には、現在の袋町周辺と竪町周辺にあった魚市場が合併し、現在の近江町市場の位置に移転。野菜の市場も移ってきました。
その後、金沢の商業は香林坊や片町を中心に大きく発展しました。最近は北陸新幹線開業に伴い、金沢駅周辺にオフィス機能や商業機能が集積しています。
……という金沢の歴史に出てくる主要な場所を、このマンションからは全て見られます。
たくさんの先人の労苦によって築かれた現在の金沢。その街並みを肴(さかな)に一杯、なんて贅沢は、武蔵ヶ辻交差点にある高層の建物でしか得られない経験かも知れません
住所 金沢市安江町1番地5
マンション名 グランドパレス武蔵ヶ辻
※この物件は既に売却済みです。
一軒家だと、よほど高台に立地しない限りは「眺望」というようなものは望めません。
予算金額によりますが、それなりの大きさの土地を確保しようとすると、どうしても主要都市の駅前や市街地は難しく、郊外に限定されてしまいます。
こうした点を解消できるのがマンション。いわゆる「一等地」に、郊外の一軒家と同じ予算感で自分の城を持てるのです。
もっとも、マンションは修繕積立金が必要だったり、居住スペースが一軒家より手狭だったりするデメリットもあります。
そうしたメリット、デメリットを天秤にかけた上で、マンションと一軒家のどちらに魅力を感じるか把握すると良いかも知れませんね。
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