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金沢港クルーズターミナルの低賃料に驚き/広場は1日3円から、待合エリアは1円から?

2020年6月の開館以来、累計200万人以上が来館している「金沢港クルーズターミナル」。クルーズ船が寄港したタイミングを中心に、さまざまなイベントが催されているのだが、実はこの金沢港クルーズターミナルの賃料が、驚くほど安いのだ。

最も高いのは2階のセミナールーム(256㎡)。それでも1時間2,710円で、決して高くはない。

次に1階ホールのCIQエリア(1,283㎡)。よく大規模なイベントが開催されている場所で、全面だと1時間1,440円、半面だと1時間720円。会議室1・2(75㎡)は1時間790円。

ここからが驚き。1階の待合エリア(804㎡)は1時間・1㎡の賃料が1円。

1円!

さらに、展望デッキ(2,872㎡)は1日・1㎡の賃料が7円。

1日で7円!

最後に、建物とクルーズ船の間にあり、よくキッチンカーが止まっているターミナル前広場(2,300㎡)は、1日・1㎡の賃料が3円となる。

1日で3円!

あまりにも安い。キッチンカーやテントぐらいの規模なら、数十円あれば1日出店できるということか。そうなると、何かのイベント開催時はもちろん、ちょっとした出前ビジネスみたいのにも使えそうだ。

2023年は45回の寄港予定

金沢港クルーズターミナルも開館当初は新型コロナウイルス禍でクルーズ船の寄港数自体がゼロ・ごく少数という状況だったが、2023年に入ってようやく本格的に回復。もともと思い描いたような賑わいが実現しているようだ。

金沢港クルーズターミナルのウェブサイトによると、2023年は3月10日のアマデア号(29,008t)を皮切りに、7月までに25回、クルーズ船が寄港している。その中には金沢港史上最大のMSCベリッシマ号も含まれている。

8月以降はMSCベリッシマ号、飛鳥Ⅱ号を中心に、計20回の寄港が予定されている。

    1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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