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「大切」を育んできた家/金石西1丁目にある築9年の中古住宅

家にはそれぞれに物語があり、独特の雰囲気があります。とくに北陸の家は厳冬や猛暑から住む者を守りますから、役回りは重大です。

この家に足を踏み入れた時、どこか温かい空気感に包まれました。完成してから9年半。傷が少ないとか汚れが少ないとか、そういうことではなく、大切に扱われてきたものが発するオーラのようなものだったと思います。

思えば、この家の近くにある金石バスターミナルは、北陸鉄道金石線の金石駅があった場所。今では現代的なバス停となっていますが、鉄道の駅でよく見る行き先標識が残されています。時代が変わり、交通手段が変わっても、街の歴史を大切に守り継ぐ気概が垣間見えるようです。

さて、この家の2階には主寝室や子ども部屋2室(現況は1室に統合されています)に加え、趣味に使えそうな小部屋もあります。あなたの大切な家族だけでなく、大切な時間もまた、この家で永く育んではいかがでしょうか。

住所 金沢市金石西1丁目121番地7

価格 2,640万円

間取り 3LDK+S

建築年月 2014年3月

この記事は金石の不動産会社「マルセ実業」の協力で作成しています

    1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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