コーセル、日医工が約8%の急落、シキノハイテックは9%の急騰/2022年9月20日の株式市場

2022年9月20日の東京株式市場で、北陸の銘柄はコーセル、日医工、サンウェルズが急落した一方、シキノハイテックが急上昇した。あまりに値動きが荒かったので紹介する。

コーセルは前営業日比8.50%(79円)安い850円で引けた。前営業日に当たる16日の引け後に発表した第1四半期の決算は決して悪くはないものの、筆者を含む市場関係者はおそらく、これまで溜まっていた受注残を順調に消化し、従前の予想を上回る業績が出てくるものと期待していた。

ところが、結果は事前予想の域を出ない決算で、いわゆる「失望売り」が出たものとみられる。

日医工は2連続ストップ高の上昇分を相殺へ?

日医工は7.68%(36円)安い433円。私的整理の進展に関する読売新聞、北日本新聞による報道を受け、9月12、13日と2日連続でストップ高になったが、14日から4日連続の陰線に。

急騰前の9日の終値は370円で、この間に一時は56.75%(210円)高い580円までつけたのだが、20日終値(433円)時点では急騰前との差が17.02%(63円)分まで縮まっている。地合い次第ではあと2日程度で急騰前の株価を割り込む場面があるか。

サンウェルズは4.49%マイナスの6,590円、シキノハイテックは9.33%プラスの1,980円で引けた。

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