北陸電気工事、新潟県方面への進出に向け、燕市の蒲原設備工業を買収へ

北陸電気工事(富山市)は2022年11月25日に開いた取締役会で、蒲原設備工業(新潟県燕市)を買収することを決めた。同28日に株式譲渡契約を結び、12月1日付で完全子会社とする。


蒲原設備工業は1969年11月設立で、社歴は50年を超える。北陸電気工事の発表資料によると、新潟県有数の管工事業者であり、土木工事や消防施設工事も手掛けている。2022年3月期の売上高は4億2,100万円となっている。

北陸電気工事の連結子会社はホッコー商事(富山市)のみ。蒲原設備工業の買収には「新潟方面への事業進出の足掛かり」にする狙いがあるらしい。

蒲原設備工業は発行済み株式の全てを同社の役員が保有している。北陸電気工事はこれを全て買い取る。取得費用は非公表。

一方、北陸電気工事は北陸電力の子会社で、発行済み株式の50.11%(2022年6月30日時点)を北陸電力が保有している。

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