債務超過に陥っている日医工の株価推移が、すごい。
記事のタイトルにある通り、2連続ストップ安の後に少々揉んで、3連続ストップ高となった翌日の2022年12月1日には一時ストップ安となった。
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日本取引所グループの株価情報ページによると、上場廃止を盛り込んだ経営再建策が公表された翌日の11月15日以降の終値は以下の通り。
終値 | 備考 | |
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11月15日 | 300円 | 80円の値下がりでストップ安 |
16日 | 220円 | 80円の値下がりでストップ安 |
17日 | 58円 | 下値の制限が4倍に |
18日 | 52円 | |
21日 | 58円 | |
22日 | 54円 | |
24日 | 55円 | |
25日 | 75円 | |
28日 | 105円 | 30円の値上がりでストップ高に |
29日 | 155円 | 50円の値上がりでストップ高に |
30日 | 205円 | 50円の値上がりでストップ高に |
12月1日 | 130円 | 一時125円でストップ安に。高値は247円 |
完全にマネーゲーム、信用倍率は33倍
この値動き、はっきり言って何が何だか分からない。完全にマネーゲームの様相だ。
11月25日時点のデータでは、日医工株の信用取引で売り残は11万株強、買い残は378万株強で、信用倍率は33倍となっている。
簡単に言えば、これから値上がりするとみて証券会社から借りて買われた株数が、値下がりするとみて売られた株数の33倍もあるということ。ただ、この倍率は1週前の77倍から大きく下がっている。後日、12月2日時点の信用倍率が出るのに注目したい。