【決算トピックス】フクビ化学工業、熊谷組、オリエンタルチエン工業、中越パルプ工業

2022年11月10日に決算関連の発表をした北陸3県の上場企業のうち、今回は4社を取り上げる。 フクビ化学は3%の自社株買い フクビ化学工業は11月11日朝、東証の自己株式立会外買付取引で自社株買いを実施する。 取得する …

三谷商事は上方修正で中間期が一転増益に/ほくほくFGも利益が上振れで減益幅が縮小

三谷商事は2022年11月7日、2022年9月中間期と2023年3月期の業績予想を上方修正し、特に中間期は減益予想が一転して増益見込みとなった。 建設資材や石油製品の需要の減少が想定よりも緩やかだったため。修正後の中間期 …

22年9月中間期決算、北陸で下方修正が続々 / 原材料や電気代の高騰で製造業、非製造業とも打撃

2022年9月中間期決算の発表が始まって1週間。北陸3県に本社を置く上場企業の決算は、既に通期業績予想の下方修正が相次いでいる。 期初時点ではコロナ禍で落ち込んだ生産活動やサービス需要が急回復すると思われていた。しかし、 …

田中化学研究所が通期予想を上方修正、一転して黒字に/ただ、外部要因の影響を除くと喜べない?

田中化学研究所は2022年10月28日、23年3月期(通期)の個別業績予想を上方修正し、赤字を見込んでいた各損益が黒字化するとの見通しを示した。  売上高 営業損益 純損益 23年3月期前回予想  70,000  ▲60 …

北陸電気工事、2023年3月期の利益予想を見込みの半減近くに下方修正/建設資材高とM&A費用で

北陸電気工事(富山市)は2022年10月26日、2023年3月期(通期)の業績予想を、連結、単体とも下方修正した。特に建設資材の高騰が影響する利益面は、連結で予想から半減近い水準とした。 売上高 営業利益 純利益 23年 …

倉庫精練は2022年12月21日に上場廃止/親会社の丸井織物によるTOBで

倉庫精練(金沢市)は2022年12月21日に上場廃止になることとなった。親会社の丸井織物(中能登町)が株式公開買付(TOB)で大部分の株式を取得したため。 丸井織物は22年8月9日~9月21日の公開買付で、倉庫精練の発行 …

PLANTの23年9月期予想、引き続き費用増で営業減益に/22年9月期は店舗の減損で大幅な最終減益

PLANT(坂井市)は2022年10月24日、2023年9月期の業績予想について、売上高が横ばいに近い増収になる一方、営業、経常利益の減少が続くとの見通しを示した。人件費や水道光熱費の一段高を想定している。 売上高 営業 …

クスリのアオキホールディングス、大株主の1つが持ち株の一部を売却

クスリのアオキホールディングス(白山市)は2022年10月20日、大株主順位3位だったメイワー・インベストメント・マネジメント・リミテッド(カナダ)が持ち株の一部を売却したことを確認したと発表した。 発表によると、メイワ …

オリエンタルチエン工業は急落、7%安/さらに三光合成も9%安に

2022年10月12日に突如ストップ高となったオリエンタルチエン工業(白山市)の株価は翌13日、急落して前日終値比7.19%(81円)安の1,045円で引けた。 前日終値は1,126円で、13日は朝に1,154円の高値を …

津田駒工業は赤字の長期化を覚悟/第3四半期決算資料で営業CF確保に「しばらくの時間を要する」

津田駒工業(金沢市)が2022年10月13日に発表した2022年11月期第3四半期(21年12月~22年8月)の連結決算は、増収だったが、営業、経常、最終赤字の継続となった。 津田駒工業は決算短信の中で、継続的な営業キャ …