三協立山、通期・中間期とも、売上高が上振れする一方で利益面は下方修正

三協立山(高岡市)は2022年12月26日、2023年5月期(通期)と22年11月中間期の利益予想を下方修正した。売上高は当初の見込みから微増となるが、利益面では資材価格の上昇が重しとなる。

売上高営業利益純利益
23年5月期前回予想 375,000 5,000 2,500
23年5月期修正予想 378,000 3,700 2,100
22年5月期の実績 340,553 3,782 395
単位は百万円

資材価格が上昇する中で、価格改定の浸透が遅れているという。

下期は価格改定のプラス見込む

ちなみに、同じく下方修正した中間期の予想利益は、修正後の通期の予想利益に対し、2割強の水準にとどまる。

つまり、通期計画を達成するには下期だけで年間利益の7割超を稼がなければならない。この点、三協立山は下期に価格改定によるプラス効果が現れるため、利益率が改善すると見込んでいる。

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