百貨店の大和が利益予想を下方修正/22年8月中間決算は薄氷の黒字確保へ

百貨店業の大和(金沢市)は2022年10月4日、22年8月中間期と23年2月期の連結利益予想を下方修正した。特に中間期はこれまで見込んでいた利益が大幅に減り、薄氷の黒字確保という状況になる見通し。

中間期の売上高予想は従前の見込みより5.3%上振れした76億8,700万円に修正した。

ただ、ホテル業(金沢ニューグランドホテル)で宿泊・宴会需要が落ち込み、利益を下押し。営業利益予想は5,000万円から300万円に94.0%減額した。純利益は予想を2,000万円から1,300万円へ引き下げた。

23年2月期は上半期に振るわなかったホテル業の巻き返しを見通すが、上半期業績との兼ね合いなどから、営業利益予想を前回見込み比27.8%引き下げて1億3,000万円にした。売上高、経常利益、純利益の予想は据え置いた。

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