【株式売買ログ】下落が続いてきた北陸電力株を少し購入してみた

北陸電力の株式を購入した。

値動きを見ながらになるが、半年~1年は持つのを前提とし、特定口座で取得した。

出典・Googleファイナンス

北陸電力の超長期チャートは上の通り。

2007年ごろは3,000円にタッチしたが、2011年以降は志賀原発が停止して収益力が下がった。それを反映するように株価も低迷し、直近は500円前後で横ばいに近い値動きになっている。

値上げと円安で利益が爆増??

北陸電力は2023年4月から電気料金を値上げする準備を進めている。そもそも、この値上げは原発停止に伴って依存率が高い火力発電の燃料費が、コロナ禍の輸送コスト増や円安で高騰した分を料金に転嫁する狙いがあるはず。

ところが、足元では為替が円高方向に戻るという観測が強まっており、先進国経済が景気後退期に入れば輸送コストは落ち着くとみられる。そうなれば、最近はめっきり赤字体質になっていた北陸電力が急浮上する可能性もあると思う。

ただ、消費者に値上げをお願いした手前、24年3月期の業績予想を、いきなり「爆益」と受け取られるような数字では示さないだろう。しかも、最近は通期業績予想の公表時期を遅らせる傾向にあるので、通期業績予想が出るのは23年秋以降になってしまう可能性がある。

以上のことから「半年~1年は持つ前提」で取得した。北陸電力株は一昔前から見ればかなり値下がりしたため、悲しいかな、下値余地は少ないと思う。さらに下げるようなら少し買い下がり、上昇タイミングを待とうと考えている。

1件のコメント

  1. ピンバック:北陸電力の株価、東証値上がり4位に/志賀原子力発電所の断層の活動性否定で - 投資のはじめかた

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