当サイトを運営するSeeds合同会社(金沢市)の代表・国分紀芳が、初めてラジオにゲスト出演することになりましたので、お知らせします。
お声掛けいただいたのは(謎の?)DJ「Tad Mitani」さんがメインMCを務める「Tad Mitani’s Innovation Now」(MROラジオ)。前後編の2回で、2023年3月26日と4月2日、いずれも15時半から放送される(AM 1107、FM 94.0)。
①録音すると、自分の話し方のクセが分かる
今回の出演で、学んだことが大きく2つあった。いずれも、どんなビジネスマンにも役立つと思うので紹介してみる。
まず、録音を通じて自分の話を聴くと、話し方のクセがリアルに把握できた。
普段の生活では、自分の声や話が相手にどう伝わっているかを客観的に意識できない。「リスナー」として自分の会話に耳を傾けることで「語尾を上げるクセがあるな」「思ったより早口で聞き取りにくいな」などの気づきが得られる。
筆者も、録音された音源を聴いたことで初めて改善すべき点が自覚できた。特に人と接するような職業の方は、一度、自分が仕事で話しているところを録音してみたら良いと思う。
筆者は新聞社時代に、ケーブルテレビも含めたテレビで30回ほどニュース解説をしたことがあるが、ビジュアのない音声だけの方が、より自分の話し方の特徴が際立つと感じた。
②他人に話す前提だと、現在位置を整理できる
出演に当たって台本を作るため、筆者が過去に何をしてきて、どう考え、そして将来的に何を成し遂げたいのか、そのために現在は何をしているのか、というようなことを振り返った。
これまで、いろんな社長さんにインタビューして質問をぶつけまくってきた筆者だが、逆に答える立場になるのは初めて。尋ねる側は相手の土俵で相撲をとるため理解力や瞬発力が欠かせない一方、問われる側は自分の考えを日頃から深掘りし、整理しておかないと、支離滅裂で中身の薄い回答になってしまうと感じた。
今回は出演準備を通じ、他人に話すことを念頭に自分の現在位置やビジョンを再確認する好機をつくっていただいた。非常に感謝している(この辺りが、先日更新した当サイトの「こんな会社」欄に反映されている)。
さて、録音後に音声をチェックさせてもらうと、声の出し方とか話し方とか、これから努めて直したいクセがどんどん見つかっただけに、これだけ告知しておいて、聴いてほしいような、恥ずかしいから聴いてほしくないような…。
もっとも、修正点を見つけられただけありがたい話。未完成な話し方も含めて「起業1周年の現在位置」として、ご笑覧(ご笑聴??)あれ。