繊維機械製造の名門、津田駒工業(金沢市)が窮地に立たされている。
2022年11月期決算は4期連続の赤字。過去の決算短信には営業キャッシュ・フローが安定してプラスになるには「しばらく時間がかかる」と書かざるを得ない状況だ。
満を持して実施した希望退職者の募集では、期間を延長しても応募人数が計画の半数に満たなかった。挙げ句、会社側は記者会見で「定年退職者も含めれば計画数に達する」と意味不明な説明をしたそう。それとこれとは全くの別問題なのに、なぜ記者たちは納得したのか。
そして2023年4月には、1年2カ月前に引っ張り上げた社長をヒラの取締役とし、前社長である会長が社長も兼ねる人事を発表した。
地元紙が事なかれ主義の表面的な報道に終始する中、当サイトは社員の方々からも注目されているそうで、興味深い内部情報が次々と寄せられている。今後の動きを楽しみにされたい。
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