コーセルが中間期業績予想を上方修正/ウイルコホールディングスは通期下方修正

筆者はコーセル株を保有しているので、知らず知らず贔屓目な言い方になっている可能性がありますので、ご留意ください

スイッチング電源のコーセル(富山市)は2022年12月9日、2022年11月中間期(5月21日~11月20日)の連結業績予想を大幅に上方修正した。一部部材の入手難は続いているものの、増収効果や経費削減効果、為替影響などが利益を押し上げる。

売上高営業利益
前回予想 155億円  14億円 
今回予想 163億円  20億円 
前年同期 138億円  15億円 

通期の売上高が過去最高(22年5月期の280億円)を更新するのは既定路線とみられる。利益は過去最高には届かないが、それに近付くぐらいには回復するとみられる。

通期の業績予想や配当予想は、12月19日の中間決算発表時に公表するという。


印刷業のウイルコホールディングス(白山市)は2022年10月期(通期)の業績予想を下方修正した。

長引くコロナ禍で集客イベントの見合わせが続いているほか、広告宣伝が紙からウェブに移る中でチラシやフリーペーパーの案件が減少。さらに、3度にわたって印刷用紙代が値上がりして利益を押し下げた。

売上高営業利益
前回予想 113億円  3億円 
今回予想  90億円  0億円 
前年同期 106億円  3億円 

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