北陸銀行、太陽光発電所の建設で切った樹木をバイオマス発電に活用/一般家庭に供給へ

北陸銀行、太陽光発電所の建設で切った樹木をバイオマス発電に活用/一般家庭に供給へ

北陸銀行は2023年2月2日、富山市内で23年夏に稼働する太陽光発電所の建設工事に当たり、伐採した樹木22t分をバイオマス発電に活用すると発表した。

対象となる太陽光発電所は富山市西大沢で建設中の「ほくほくソーラーパーク」。同所は北陸電力との協定に基づき、北陸銀行の所有地に北陸電力グループが発電所を建設・運営する仕組みとなる。稼働すれば一般家庭1,100世帯分に当たる年間3,300MWhを発電する。

今回はこの発電所を建設する際に切った樹木を、バイオマス発電事業者の「グリーンエネルギー北陸」に無償提供する。その樹木から得られた電気は一般家庭向けの再生可能エネルギーとして活用するという。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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