ビジネスをしていると、机の上に溜まる一方の名刺。外回りの職種で仮に1日2枚平均で交換したとすると、年間250日稼働で500枚になる。市販されている本型の名刺ファイルが「300枚収容!」などとうたっているのを見ると、苦笑しか浮かばない。
しかも、本型の名刺ファイルは几帳面に整理すると、後から追加された名刺を収納しにくい。
A社の3人分の名刺を入れた次のスペースからB社の人の名刺を入れていたところ、A社の他の部署ともつながりができて4人目の名刺をもらった場合、一覧できるように収納するには続くB社もC社もD社もずらさないといけない。A社の3人の名刺の裏に4人目以降を重ね続けると、ファイルが破れることもある。
使うのは小物入れと整理カード
そこで、安価で実現可能な収納方法としてオススメしたいのが、百円均一ショップで売っている小物入れを使うこと。
数年前、筆記用具を入れるペントレーとして買った小物入れに、たまたま手元にあった名刺を入れたら、気持ち良いほどピッタリときたので、以来、名刺収納のメインの方法として活用している。
写真がコチラ。
名刺の厚さにもよるが、おそらく1つに800~1,000枚は入ると思う。
中身が少ないうちは、手前のスペースにハンコやホッチキス、ボールペンなど、日常的によく使う道具を入れておくと良い。
筆者は写真にある通り、会社名・団体名でア行、カ行、サ行といった程度に分類している。それ以上の細分化、例えば「北陸電力」「北陸電気工業」「北陸電気工事」「北陸電話工事」の方々の順番までは気にしていない。
ア行、カ行などの分類に便利なカードは一般の文具店で販売されている。
筆者が週3のヘビーローテーションで通う「文具スーパー 事務キチ」では、税込み231円だった。小物入れ1個と合わせても341円という低コストで名刺800枚以上を収納できる。
机の上に名刺が溜まって仕方ない、でも几帳面な整理はしたくない、という方にオススメしたい方法である。