PLANTの23年9月期予想、引き続き費用増で営業減益に/22年9月期は店舗の減損で大幅な最終減益

PLANT(坂井市)は2022年10月24日、2023年9月期の業績予想について、売上高が横ばいに近い増収になる一方、営業、経常利益の減少が続くとの見通しを示した。人件費や水道光熱費の一段高を想定している。

売上高営業利益純利益
2022年9月期実績95,331( – )1,448(▲6.2)324(▲71.9)
2023年9月期予想96,000(0.7)1,100(▲24.1)1,000(208.0)
単位は百万円。カッコ内は前期比増減率=%、▲はマイナス

純利益は2022年9月期が多額の減損損失の発生によって大幅減となった反動で3倍に伸びるが、近年の業績から見れば「平年並み」といったところだ。配当は中間5円、期末17円で、前期から据え置く。

その22年9月期は、1年前に純利益が11億6,000万円になるとの予想数値を公表していたが、PLANT高島店の残存簿価の一部を減損処理したため、9億9,100万円の特別損失が発生。そのため、見込みより7割も下振れして着地した。

値上がりが続くガソリンスタンド事業で客単価がアップし、前期比47%の増収となったが、水道光熱費は2割増え、利益面を圧迫した。

3%超の自己株式を取得へ

PLANTは11月1日~2023年4月28日、自己株式を取得する。

取得上限は25万株で、取得価額の総額は1億7,500万円となる。これは発行済み株式総数の3.13%に当たる。

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