高岡駅前の旧市街地に分散型ホテル／SEKAI HOTEL、23年1月7日オープン／文苑堂書店の駅前店跡

まちごとホテル「SEKAI HOTEL」を開発するクジラ（大阪市）は2023年1月7日、高岡駅前に点在する客室を1つの宿泊施設として運営する「SEKAI HOTEL Takaoka」を一般オープンする。

場所は「文苑堂書店」の駅前店跡で、高岡の街の日常風景に溶け込む旅行体験を提供する。

SEKAI HOTELは街の中に分散する客室に宿泊し、周辺の飲食店や施設を夕食・朝食会場や大浴場として活用することで、街全体をホテル化する試み。クジラによると「有名観光地ではない地域」に展開している。

SEKAI HOTEL Takaokaは随所に青色を配したデザインとなっている。

宿泊客はチェックイン時、高岡の日常ゆかりの全31色の青のカタログから「気に入った青」を選ぶ。

そして、その青色にちなんだ観光スポットを紹介するカードを受け取り、街へと繰り出す仕組みとなる。

青色にちなんだアクティビティ（活動）も用意している。

「モメンタムファクトリーOrii」では、銅の着色体験（要予約、有料）ができる。カフェスペースでは青色のクリームソーダを提供する。