金沢市玉鉾1丁目にあった作業服など販売の「ワークマン金沢玉鉾店」が、いつの間にかアパレル強化型の業態「ワークマンPlus」にリブランドしていた。
よく見ると、外壁は入り口の両脇がウッド調になって自社ブランドのロゴが書かれ、微妙な違いだけどオシャレな印象になっている。
22年8月、ひっそりとブランド変更
何度も通り掛かり、しかもたまに入店しているのにブランド変更に気付いていなかったのは、元記者として恥ずかしい限り。
店員さんによると、実は2022年8月にリブランドしていたものの、大々的な告知はしていない。この10月からしっかりと告知を始めるという。
しかし、よく見ると、外の看板は旧来の「ワークマン」のまま。ホームページも「ワークマン金沢玉鉾店」表記のままである。理由は分からないが、割と「ぬるっと」ブランド変更を進めているようだ。
ちなみに、営業時間は7時~20時だから、仕事前に寄ることもできる。
で、ワークマンとワークマンPlusは何が違うの?
これにより、石川県内で営業している株式会社ワークマンの店舗は7店のうち5店(金沢小坂店、玉鉾店、七尾店、小松店、白山店)が「Plus」の店になる。従来型の作業服販売店「ワークマン」業態は金沢桂町店、金沢野々市店の2店のみとなる。
ところで「ワークマン」と「Plus」は、どう違うのか。Plusに変わった金沢玉鉾店の店内を改めて見て気づいたのは、姿見(大きな鏡)が増えたこと。
以前「最近のワークマンは女性向けアイテムが充実している」と聞き、妻と「ワークマン」業態店を訪れると、確かに女性向けは多いが、いざ羽織ってみても、鏡は店内に1つしかない試着室にある程度。それが妻には不満だったようだ。これがPlusでは解決されている。
さらに、店員さんに聞くと、陳列の方法がよりファッショナブルな感じになったほか、言われて分かるのが「ワークマン業態時にはなかったマネキンが店内にたくさんある」。なるほど、確かに、それでアパレルショップ的な雰囲気が強まっていたのだ。
ありがたい「価格据え置き宣言」
最近は食品だけでなく、ユニクロであろうが何だろうが、値上げ値上げの大合唱。この点、株式会社ワークマンは2023年8月まで自社製品の価格を据え置くと宣言している。
もともと、機能的なのに驚きの低価格なのが株式会社ワークマンの自社製品。このご時世で値上げしないとは……相対的に値ごろ感が強まるし、素直にありがたい。機会があれば、ぜひ来店を。