北陸最大級の「刀剣」展示イベント、俱利伽羅不動寺で5年ぶり開催/2023年11月10日から

北陸最大級の「刀剣」展示イベント、俱利伽羅不動寺で5年ぶり開催/2023年11月10日から

日本刀剣博物技術研究財団は2023年11月10~13日、津幡町の俱利伽羅不動寺で北陸最大級の刀剣展示イベント「目で観る刀の教科書展」を開く。実際に刀に触れる体験もあるらしい。

時間は午前10時~午後5時(受付は午後3時30分まで)。入場料は1,300円。筆者も含めて全く分からない人が大半だろうが、一応、展示される刀剣を羅列する。

・重要美術品:名物 大倶利伽羅広光(伊達家伝来)<刀身の両面展示&拵えも>
・名物 乱藤四郎(細川家 → 足利将軍家 → 朽木家伝来)
・名物 小夜左文字(重要文化財) 写し
・名物 鄙田青江恒次(黒田家伝来)
・重要美術品:名物 波游ぎ兼光(小早川秀秋所持 立花家伝来)
・重要美術品:名物 水神切兼光
・特別重要刀剣:号 弾正左文字
・特別重要刀剣:貞宗
・山鳥毛(国宝)の写し
・加州清光・兼若
・村正・越前康継・長曾祢虎徹・堀川国広
・石田正宗 拵え
●草の倶利伽羅
・勝光・宗光合作(末古刀、備前)
・平安城長吉(号 倶利伽羅)(末古刀、山城)
・長曾祢虎徹(新刀)
・泰龍斎宗寛(新々刀)
・村正(末古刀、伊勢)
●真の倶利伽羅
・出羽大掾藤原国路(新刀)
・粟田口近江守忠綱(新刀)
・隅谷正峯(小竜景光写し)(現代刀、人間国宝)
・武州下原住康重(末古刀、武州)
・無銘(直江志津)(古刀、美濃)
・源清麿・和泉守兼定・肥前忠広・二字国俊(剣)・相洲広光・相洲秋広
・津田越前守助廣・南海太郎朝尊・波平行安・陸奥守吉行
・水心子正秀 複数振り
・和泉守兼定『神風』
・島田義助 複数振り
・長義
・青江 複数振り
・長谷部 複数振り
・同田貫 複数振り

「幸せの2分間~刀に触れる体験~」と題したイベントでは、スタッフによる指導や摸造刀を使った練習の後、刀に触れる。入場料と別に1,000円の体験料が必要となる。

軽い気持ちで覗くにはハードルの高そうなイベントだが、珍しい内容なので紹介してみた。ご興味あれば、ぜひ。

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