ホテル運営のアゴーラ ホスピタリティー グループ(東京)は2022年1~9月期の連結決算に、金沢市でのホテル運営から撤退したことに伴う特別損失1億600万円を計上した。
※初報は以下のリンクから
特損の対象となったホテルは片町スクランブル交差点の近くにあった「アゴーラ金沢」で、2022年6月26日に運営業務を終了した。もともとは2019年11月に新築のホテルとしてオープンしており、わずか2年半での撤退となる。
今回の運営終了に伴う損失「事業撤退損」としては、開業に伴って計上した繰延資産の償却、建物の造作、家具、什器などの処分費用がかかり、その合計が1億円を超えたということらしい。
オープン時、筆者は新聞記者として取材していたのだが、古いビジネスホテル以外は少ない立地で、アゴーラ側もかなりの力の入れようだったので、どんなホテルになるか楽しみにしていたのだが、如何せん時期が悪かったか…。
※ちなみにホテルは現在、運営会社が「アマネク」という会社に代わり、ホテルアマネク金沢として運営されている。