サッカー・ワールドカップ(W杯)、第2戦終了時点で今後の流れを整理してみた

サッカー・ワールドカップ(W杯)、第2戦終了時点で今後の流れを整理してみた

※28日12:50に日本が引き分けた際のスライドを修正しました。

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会、日本は2022年11月27日のグループステージ第2戦で、完全に舐めきっていた相手コスタリカに1-0で「惨敗」した。

当サイトは試合前日にアップした記事で「ドイツに勝ち、変な達成感が出ていないか」と危惧した。実際は「まだ出場してない奴を出してやろう」という高校野球の監督みたいな甘々采配と吉田恒例の甘々クリアで勝ち星を献上した。

さて、第2戦終了時の状況は以下の通り。

第3戦 日本×スペイン、ドイツ×コスタリカ 2日4時~

ドイツが第2戦で引き分けたことで、グループステージは混迷を極めることに。そして、日本は最優位の立場から一転、かなり不利な状況になった。

まずは日本がスペインに勝った場合。

次に、日本がスペインに負けた場合はシンプルだ。

日本が引き分けだと、もう一方の試合次第に

最後に、日本がスペインと引き分けた場合。

ドイツ×コスタリカの結果に大きく左右されることになる。

つまり「引き分け以上」が必須条件

つまり、決勝T進出に向けて少なくとも求められる条件は「引き分け以上」となる。

仮に引き分けでも、より多くの得点を

その上で、いろいろな意味でドイツがコスタリカに勝つ可能性が高いこと(FIFAランク、0勝で終われない意地…)を考えると、日本は引き分けるにしても「総得点比べ」に備える必要がある。

つまり、0-0ではなく、2-2とか3-3とか、可能な限り点数をとって引き分けにしないといけない。

スペイン相手に「たくさんの点をとる」が難しいのは分かる。でも、スペインも決勝T行きが確実ではなく、積極的に点を取りに来るだろうし、スペイン×ドイツ戦を観ると、自陣ゴール前でやたらパスを回してドイツに奪われるシーンが何度かあった。不可能ではないと思う。


いずれにせよ、朝4時に起きて応援する国民の手前、コスタリカ戦のように「何がしたかったのか、よく分からない」という不完全燃焼な試合だけは避けていただきたい。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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