野々市市扇が丘に2023年末にも、8番らーめんの「金沢工大前店」がオープンする見通しとなった。

※続報は以下のリンクから
出店場所は「上有松」交差点から高尾方面へ向かう大通り沿い。金沢工業大学から南に200mほど進んだ西側だ。
完成は11月上旬
向かいはカトリック三馬教会で、南隣は沖縄料理店などの入る建物。もともと雑貨店「アミング」があった建物に移転したペットショップ「ワンBOX」の旧店舗があった場所となる。

既に基礎工事が始まっており、11月下旬に完成する予定となっている。そうなると、オープン時期は早くて11月下旬~12月下旬あたりか。



周辺は「8番らーめん」の空白エリア
金沢工業大学の周辺エリアは現在、8番らーめんの空白エリアとなっている。近い場所だと横河店、泉ケ丘店、野々市粟田店ぐらいだ。
もっとも、筆者は金沢工業大学周辺に地縁がなく記憶していないが、もともとは「三馬三丁目」交差点の近くに「工大前店」というのがあったらしい。

うっすらと「8番らーめん」の文字が見えるが、今は未利用になっているのだろうか。少なくとも飲食店としては使われていないようだった。
8番はラーメン店に非ず???
金沢工業大学の周辺は若い男性が多いので、ラーメン店やガッツリ系の飲食店が多い。チェーンの「8番らーめん」ができると競合が増えるため、一見したところ、既存飲食店は大変そうだ。
ただ、以前、8番らーめんのフランチャイズ店主に取材したところによると、8番らーめんというのは地元住民の中で「純粋なラーメン店」と認識されているわけではない。
むしろ、ファミリーレストランとラーメン店の中間ぐらいに独自のポジショニングをしていることから、新規に出店することで、近隣のラーメン専門店からたくさんの客を奪うことにはなりにくいそうだ。
言われてみると、何となく納得できる。全国チェーンなら「餃子の王将」あたりが該当するか。本格中華とも町中華とも違う感じだ。
この理屈に従えば、新たに8番らーめんの金沢工大前店ができても、狭い範囲で客の奪い合いが始まるわけではない。それよりは(多少の奪い合いはあれども)他のエリアから金沢工業大学周辺へ食事に訪れる人が増える効果が期待できるのかも知れない。

