食品スーパーを展開する紀ノ國屋（東京）は2023年4月28日、金沢市の近江町市場内に「KINOKUNIYA entrée（キノクニヤ アントレ）金沢店」をオープンする。
「entrée」はフランス語で入り口という意味がある。金沢店の売り場面積は51.53㎡（15.6坪）で、営業時間は9:00～19:00となる。
店内厨房では発売から64年のロングセラー商品「紀ノ国屋 焼きたてアップルパイ」を調理する。
アップルパイは5号（ホール）が972円。アメリカンスタイルの特徴である練りパイ生地で国産ふじりんごを包んだバター風味の強い味わいで、たった1店で1日に1,500個を販売したこともあるらしい。
金沢限定のトートバッグも販売
「KINOKUNIYA」と言えば、店舗はもちろん、筆者としてはトートバッグの印象が強い（DEAN＆DELUCAみたいな感じ）。金沢店のオープンを記念し、限定トートバッグを販売する。
価格は写真左の「紀ノ国屋 金沢トート」が1,100円、写真右の「紀ノ国屋 金沢ミニトート」が880円。カラーはベージュ、ワインレッド、ネイビーの3色展開。サイズは金沢トートが縦26×横23.5×マチ10㎝、金沢ミニトートが縦19.5×横20.5×マチ10㎝となる。
オープン後3日間は特別セットも
オープン日の4月28～30日の3日間は、毎日、アップルパイを購入した先着200人にオリジナルワックスペーパーをプレゼントする。
また、3日間限定のセットも販売する。
左の写真は「紀ノ国屋 菓子ハッピーバッグ」（1,296円）。ラー油せんべい、豆乳ドーナツ、チョコレートバウムクーヘン、カード式アルコールスプレーが、コットンバッグ グリーン（縦36×横37×マチ10.5㎝）に入っており、各日100セット限定となる。
中央の写真は「紀ノ国屋 グロサリーセット」（3,240円）。パンケーキミックス、贅沢な卵かけトリュフしょうゆ、さばカレー煮、コーンドレッシング、放香堂加琲ドリップパッグ、ミニシートまな板１枚が、コットンバッグ ブルー（縦36×横37×マチ10.5㎝）に入っている。各日30セット限定。
右の写真は「紀ノ国屋 開業限定スイーツポーチセット」（1,188円）。スペシャル紅茶クッキー（30ｇ）、バウムクーヘン（プレーン）、加賀棒茶（2包入）が、ポーチ（グレーまたはベージュ、縦12×横18.5×マチ4㎝）に入っている。数量限定となる。
紀伊國屋書店」とは別物
ちなみに、同じ「キノクニヤ」でも、金沢にも富山にも店がある「紀伊國屋書店」とは全く別の会社らしい。
スーパー経営の会社「紀ノ國屋」はJR東日本の100%子会社に当たる。JR東って、確かに北陸新幹線を走らせてはいるけど、厳密には北陸地方はエリア外。そこにスーパーが来るんだから、面白い。
こういう、品ぞろえにこだわった高価格帯スーパーって、金沢で言えばカジマートがエムザの地下と長坂の路面店でやっているぐらいか。
筆者は以前から、会う人、会う人に「金沢に成城石井を！！！」と呼び掛けてきた。こういう業態は何となく金沢の人の気質に合いそうなので、どれぐらいの人気を集めるか楽しみだ。