タイミングを逸した感はあるが、2022年の当サイトの閲覧数ランキングを作成した。
本格的に投稿を始めた春ごろはなかなか閲覧数が伸びなかったものの「閲覧数の多い話題=皆さんの関心の高い話題」と捉え、日々のデータを見て投稿テーマや内容を改善した。その甲斐あってか、お陰様で閲覧数が少しずつ増えている。
著名人でも何でもない筆者のサイトをご愛読いただき、あらためて皆さんに感謝したい。
年間の閲覧数なので、やや冗長になるが、トップ10を紹介する。
10位 宿泊業界
10位は2022年12月に金沢市尾張町1丁目で開業したホテルに関する話題。文章中にも書いたが、Twitterで見掛けた情報を基に記事化した。
このホテルに関してはちょっと掘り下げたいこともあるので、いずれ続報を書きたいと思う。
9位 宿泊業界
10位に続いてホテル開業の話題が入った。
富山県で経済担当だった際は折に触れて取材した宇奈月温泉。新幹線駅の名称にはなっているが、新幹線駅から温泉までそれなりに距離があり、温泉街も活気があるとは言い難い。新幹線が敦賀へ延伸し、加賀・小松の各温泉地、あわら温泉が新幹線沿線になると、存在感が薄くなってしまわないか懸念している。
8位 金融業界
富山銀行は年末に日医工(富山市)に関する回収不能の恐れも公表するに至った。
7位 公園業界
公園業界というのがあるのか分からないが、この記事は大切なことを教えてくれた。
それというのも、土日に晴天になると、きまって閲覧数が伸びたのだ。きっと、イオンモール白山で長い買い物時間中に退屈した子どものガス抜き方法を検索し、たどり着いてくれたのだろう。
なるほど、インターネットの記事というのは、マスコミのように一方向から押し付けるのではない。消費者が日々の生活の中で抱いた疑問や欲求に対し、そっと解決策を提示できるのが「良い記事」なのだと学んだ。
6位 飲食業界
この当時、まさかスシローが公取委から指導されてネットで炎上すると思っていなかった。確かに筆者の感覚でも「限定品は品切れが多すぎるよなあ」とは思っていたが…。
5位 宿泊業界
加賀屋のトップ交代に関する話題。週刊誌が後追いしたものの、あまりに温い記事内容だったため、逆にいろいろな憶測を呼ぶ結果に。
禎彦氏は当初、自分以外の社長を擁立する方向で動いていたようだが、結局は候補者が見つからなかったのか、禎彦氏1人で代表取締役を務めることになってしまったよう。
この間には聞いた誰もが驚くような話が幾つも噴出しており、機会があれば記事化したい。むしろ小説にでもした方が良いかもしれない。
4位 御破算になった開発案件
筆者が勤務したことのある石川県、富山県の話題が多い当サイトには珍しく、福井県の話題が上位に入ってきた。
Twitterのフォロワーさんによると、既に計画は頓挫し、ありがちな再開発計画に落ち着いてしまったらしい。
新幹線駅と旧市街地が離れ、郊外の商業開発もあって街が分散しがちな地方都市にあって、福井市内は新幹線駅と市街地が近い。筆者としては、市街地に若者が集まる施設を造り、老若男女すべての福井県民にとって「街の中心軸はココ」と揺るぎないエリアを築くアイデアとして良いと思ったのだが…残念。
3位 園芸業界
これは先行者利益というか、いち早く記事化したためにネット検索した人のアクセスが当サイトに集中した結果、閲覧数が飛躍的に伸びたとみている。
世間的な注目度で言えば「加賀屋の社長交代」や「福井西武跡のROUND1構想」の方が高いだろうが、そうした話題はいずれマスコミも取り上げる。バーンズを「ニッチ」扱いするのは失礼だが、バーンズにしろスシローにしろ「大きな媒体が取り上げないけど市民の関心は高い」ニュースをキャッチして書くことに、当サイトの存在意義の1つを見出している。
2位 スーパー業界
5月のオープン前には、筆者自身が驚くほどの閲覧数の伸びだった。これが「ラ・ムー」のなせる業なのか、野々市というネット検索に親しむ若い人が多い土地がなせる業なのかは分からない。
野々市市中林地区は今、ラ・ムーの近くに、しまむら系列の雑貨店「シャンブル」もできており、今後も目が離せないエリアとなっている。
1位 鶏卵業界
「鶏卵業界」という呼称でほぼ想像できるだろうが、1位はこの会社に関するニュース。
イセ食品を巡っては、その後に何度も続報を書いたのだが、最も読まれているのは、この最初に書いた記事となっている。
Google検索のシステム上、公開時期が早い記事ほど閲覧実績が良いため検索上位に表示されやすく、だから続報的なニュースが世間に流れる度に、古い記事の閲覧数もつられて伸びるのだと推察している。
振り返れば「100日連続投稿」というチャレンジもしたし、独立したての青二才のくせに分もわきまえず生意気なことを散々言った。
それでも、閲覧数が少しずつ伸び、さらに読者の方からの情報提供・取材依頼が増えていることに、確かな手応えを感じ始められている。本当にありがたい。
2023年も「記者 兼 デスク 兼 営業部長 兼 整理部長 兼 経理部長 兼 総務部長 兼 編集長 兼 社長」として頑張りますので、よろしくお願いします。