大江戸温泉物語グループは七尾市和倉温泉で運営してきた「湯快リゾートプレミアム 金波荘」をリブランドし、2025年4月12日から「TAOYA和倉」として営業する。
同ホテルは2024年1月1日の能登半島地震で一部の施設を損傷し、休業していたが、リブランドオープンの予定が立ったため、2025年2月3日に宿泊予約の受付を始めた。
TAOYA和倉では夕食時のアルコールやソフトドリンク、施設内サービスの利用料金がほぼ全て含まれる「オールインクルーシブ」を採用する。ラウンジからは飲み物を片手に能登の海の眺望や暖炉の火を楽しみながらくつろげるしつらえとする。
視界いっぱいに海が広がる「インフィニティ温泉」に加え、今回のリブランドではサウナと岩盤浴を新設した。
レストランで提供する料理は能登の食材を生かしたメニューで、目の前で料理を仕上げる「ライブキッチン」では能登で獲れた海の幸を寿司にするほか、能登産米の海鮮パエリアやなども楽しめる。
「TAOYA」とは「ゆったりと、たおやかに。」がコンセプトの温泉リゾートホテルにつけるブランド。手元にある新明解国語辞典によれば「たおやか」というのは「女性が優美な姿・しぐさを示したり、気立てをそなえていたりする様子」を指すらしい。
大江戸温泉グループでは秋保・那須塩原・川治・日光霧降・和倉・木曽路・志摩・白浜千畳の8施設を展開する。