表札をDIYしてみた/低予算・1,000円以内/メッセージ入りプラカードにも

表札をDIYしてみた/低予算・1,000円以内/メッセージ入りプラカードにも

2022年6月28日

曲がりなりにも会社をやると、日夜たくさんの郵便物が届く。今は自宅の一角をオフィス代わりにしているのだが、表札を出していない関係で、郵便や宅配便の配達員が戸惑うこともあるようだ。そこで今回は低予算(1,000円以内)で表札を制作してみたので報告する。

用意したのは国語辞典と同じぐらいの大きさの板(ホームセンターで300円台)とラッカースプレー(同200円台)、家にあったニスや支柱となる長細い棒、カッター、紙やすり。

パソコンのWordで好みの字体を選び、苗字と社名が記された紙を印刷。文字の部分をカッターで慎重に切り抜く。

やってみると意外に楽しい。100円ぐらいのカッターでも、Wordで言う文字のフォントが50以上の大きさなら余裕で対応できる。

この上からスプレーを吹き付けることで、完成した時に、文字部分だけ色が変わるという算段である。

難しいのは「&」「e」「d」などの内側にある「○」みたいな部分のくりぬき。

マスキングテープを使って紙を板に貼り、くりぬいた「〇」を糊で貼っていく。この工程で気を緩めると、スプレーがにじんで文字が読めなくなってしまう。

もちろん、スプレーは屋外で吹き付ける。2度塗りして乾かしたら、支柱となる棒をボンドと釘でくっつけて完成。

さあ、できたのが、こちら。

ちょっと文字が歪なところもあるが、全体の雰囲気は焼き印を押したような感じで悪くないと思うが、どうだろうか。制作費用は1,000円未満。制作時間は合計1時間ほどか。

表札はホームセンターで注文しても数千円からという価格なので、経済的な意味でそれほど得するわけではない。むしろ、手作りの表札は写真のように寄せ植えとの親和性が高いので、例えば名前じゃなくて「Welcome」などのメッセージを記したプラカードを自作する際もオススメしたい。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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