仕事場に使う和室を洋室にDIYしてみた/所要時間は半日、予算12,000円、意外に簡単に実現できる

仕事場に使う和室を洋室にDIYしてみた/所要時間は半日、予算12,000円、意外に簡単に実現できる

自宅のうち、職場として使ってきた和室を洋室にDIYしてみました。見出しの通り、短時間、低予算でできたので紹介します。

和室も悪くないのですが、椅子のキャスターで畳がボロボロになるので、古いカーペット(竹製)を敷いていました。すると、今度はキャスターが回りにくいし、カーペットがボロボロになって足の裏に刺さるようになっていた。だからフローリング化を目指した。

あまりキレイな部屋ではありませんが、ビフォアということで…

ムサシでフローリング材を購入

なるべく低予算で済ますため、野々市市御経塚のイオン御経塚ショッピングセンター跡地にできた「ホームセンタームサシ」へ。

驚くほどたくさんのフローリング材が販売されています。普段は意識しないので相場すら知りませんでしたが、四畳半の和室に敷き詰められるぐらいの材料を買うと、だいたい2万円前後する感じでした。

その中で特価品を見つけ、計算すると、ギリギリ四畳半に足りないものの、おおよそ敷き詰められそうだったので、2セットを購入。計10,760円。

あらかじめ部屋のサイズをミリ単位で計測しておき、店内でカットしてもらいましょう。1カット50円なので、数百円できれいにカットしてもらえます。これを自分でやると、筋肉痛で1週間ほど大変な目に遭います。

注意しなきゃならないのは、カット時に数mmですがフローリング材が短くなる点。これは刃の厚みがあるので仕方ありません。そこまで考慮に入れて材料を選びましょう。

材料の「オス」「メス」に注意し忘れた…

幸いにも、我が家の和室は厚さ1.2cmの畳なので、剝がすのは簡単です。

とは言え、準備不足だったのは、フローリング材をどう組み合わせるかまで決めていなかったこと。「オス」「メス」と呼ばれる出っ張りはそのままで自宅へ持って帰り、ノコギリで調整する羽目になってしまいました…

それでも、メインのカットをしてもらっているおかげで、作業は順調に進む。途中、我が子が割って入るも、畳を剥がして並べ終えるまで、2時間ぐらい。

どうでしょう?DIYとは思えない仕上がりじゃないですか?

店でカットしてもらったため、寸法もぴったりです。左側に見える少しのスキマは、2セットのフローリング材をフル活用しても、どうしてもできてしまうもの。ここは本棚を置くので問題ありません。

ちなみに、壁際の数mmのスキマには、上の写真の「壁見切り」という部材を使って埋めます。これは2mで1,180円でした。

中央に自分の机、手前に息子の机を置いて完成。良い感じの洋室になりました。キャスターもうまく回るし。

全てをひっくるめた作業時間は6時間ほど。半日で、約12,000円でできるフローリング化のレポートでした。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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