【続報】松任駅北口にできる8番らーめんは「次世代型」/配膳ロボを導入/10月下旬オープン

【続報】松任駅北口にできる8番らーめんは「次世代型」/配膳ロボを導入/10月下旬オープン

JR松任駅の北口に当たる白山市相木2丁目で10月下旬にオープン予定の「8番らーめん松任駅北口店」は、ロボットを導入した「次世代型店舗」となる。

8番らーめん松任駅北口店には、料理を提供するために配膳ロボットが導入される。水の提供はセルフで、モバイルオーダー制になるので、客席まで注文を取りに行くこともないらしい。

初報は以下のリンクから

8番らーめん、JR松任駅北口・白山市相木2丁目に新店を開発 / 2022年10月下旬にオープンへ

「8番らーめん」を展開するハチバン(金沢市)はJR松任駅北口にある白山市相木2丁…
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人手不足、賃金上昇に対応

近年、飲食業界では人手不足が深刻化しているほか、時給相場が上昇している。

筆者が先日利用した居酒屋に貼ってあったアルバイト募集のチラシには「時給1,400円」と記載されていた。筆者が学生時代、アルバイトに汗を流した東京・新宿駅前の居酒屋は、いつも目の回る忙しさだったが、時給は基本1,000円だったから、10年で随分と状況が変わった。

配膳ロボットやセルフオーダーの導入は、そうした人手不足や人件費の上昇に対応するための策とみられる。

熱々ラーメンの配膳は安全だろうか?

Googleで「配膳ロボット」と入力して画像検索すると、以下のような結果になる。

最近は居酒屋やイオンモールなどで導入されているタイプだ。もし、8番らーめんで導入するのがこのタイプなら、筆者には1つの懸念がある。熱々のラーメンを載せて運ぶのは、少し危ないのではないか、と。

このロボットは目の前に障害物があると自動で止まる仕組みになっているはず。ただ、8番らーめんは家族連れも多く、単に止まるだけでは事足りず、子どもがロボットに突進してくる場合もあろう。親のしつけ云々の話は置いておいて、熱々のラーメンを運ぶ作業をロボットに任せて大丈夫かは疑問がある。

当然、ハチバンもその辺りは考慮に入れているだろう。まさか配膳ロボットの補助でスタッフが付くなら「効率化」が名ばかりになってしまうし。どんな対策をしてくるかに注目している。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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