2023年3月1日、野々市市西部中央土地区画整理事業地内に新たな商業ゾーン「アクロスプラザ野々市中央」がオープンした。早速、当日午前に現地を訪れると、平日にもかかわらず駐車場入り待ちの車列が200ｍほどになっており、盛況ぶりがうかがえた。
店の配置は以下の図の通り。図の左側が南ヶ丘病院に当たる。おおむね下が北で国道8号が走っている。
店舗のラインナップを見て分かる通り、例えば「北陸初登場！」みたいな大げさな店はない。
確かに、どんたくもアミングも従来の店からアップデートされた感じがないわけではない。
例えば、どんたくは惣菜が充実しており、アミングは小さな実演スペースがあった。しかし、だからと言って遠方から足を運んで満足できるほどかと問われると、返答に窮する。
これは何もアクロスプラザ野々市中央を否定しているわけではない。
そもそも、近くに広域から集客するイオンモール白山がある以上、同じようなコンセプトで街を作っても仕方がない。アクロスプラザ野々市中央の周辺は今も宅地開発が真っ盛りで、これからも人口増加が期待できる。
ならば、周辺住民の日常的な買い物ニーズをしっかりと取り込む形で、新たな商業ゾーンを作ろう、という狙いが根底にあったものと察している。
そう考えると、上記の図で「空き」と記した2～3区画（図の右手の「空き」は大きな1区画か小さな2区画か分からないので）は、例えば、美容室、ラーメン店をはじめ気軽に寄れる飲食店が入るのではないか、と予想する。
とは言え、百聞は一見にしかず。一度、ご訪問されてはいかがだろうか。
