とにかく恐竜推しの福井県、久しぶりに訪れた福井駅前は味わい深い場所に

とにかく恐竜推しの福井県、久しぶりに訪れた福井駅前は味わい深い場所に

2023年7月末、2日間の日程で福井県に家族旅行し、北陸新幹線敦賀延伸を半年後に控えた福井県内を少しだけ見てきた。

まず、福井駅前。もともと、前を通ると鳴き声が聞こえる恐竜のモニュメントがあった。

2015年の北陸新幹線開業前、新幹線の開業準備に関するセミナーを取材した際、北陸3県の駅前の写真を見せられて

「既に盛り上がっている金沢」

「工事現場だらけの富山」

「まだまだ先なのに準備万端の福井」

と紹介され、オチに使われた福井で笑ってしまった。

が、しかし、当時の福井はまだ「万端」ではなかったのだ。あのセミナーから8、9年。福井駅は進化していた。

古い雑居ビルとマリオット系ホテルの高層ビル、路面電車、そして首長竜。

何だか異世界感。金沢駅前では絶対に実現しない高層ビルで、見た目の迫力がある。「都会っぽい」が良いか悪いかは両論あるだろうが、少なくとも、これだけの建物が立地すると、街に風格が出る気がする。

筆者としては、ブランディングの初期段階では「あれもある、これもある」という売り込み方ではなく、一点突破を目指すような形が正解だと思っている。その意味で、極度に「恐竜」というコンテンツに重点を置いた福井県のやり方には好感を持っている。

その延長(?)で、駅前のキャバクラの看板にも恐竜が。なんだか「とって食われそう」で恐ろしい感じ…。

リニューアルした恐竜博物館

そんな福井県を代表する観光スポットの1つ、勝山市の県立恐竜博物館が2023年7月にリニューアルした。福井県の発表によると、新型コロナウイルス禍前は年間125万人が訪れている。

同じ北陸の郊外にある有料の観光スポットでは、立山黒部アルペンルートがコロナ前に88万人だったことから考えると、その人気ぶりが分かる。

で、リニューアルした恐竜博物館はもともとある本館も展示が見直された部分もあるが、大きく変わったのは増築されてできた新館。前方と左右の計3面に大きな映像が投影される「特別展示室」が整備された。

これが実は福井駅前の話とリンクしてくるのだが、どういう意味かは行ってみてのお楽しみ。

あと、約30年ぶりに「芝政ワールド」を訪れてみた。

さすがに施設が老朽化して、カビ臭さや設備の古さが気になるポイントも幾つかあったが、それでも特に家族連れからの人気はすさまじく、7月末の月曜という条件下、駐車場は北陸のほか、京都・大阪方面、名古屋方面のナンバーをつけた車でいっぱい。

一通りの施設を使える「スーパーパスポート」は時期によって料金が変わる。2023年8月はおとな(中学生以上)4,200円、こども(3歳~小学生)3,000円、シニア(65歳以上)3,000円となっている。

我が長男(6)は帰り際に「芝政から帰りたくない…大好きやし…」と30分ほど泣くぐらい気に入ったもよう。北陸近辺の観光施設としては決して安くない料金設定だが、またお金を貯めて連れて行ってあげよう。


ちなみに、宿泊は福井市の「亀の井ホテル 福井」でした。細い山道を上った先にあるホテルで、客室の窓から、たまたま花火大会が見えました。子連れには程よい感じのホテルでした。

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