北陸の住民、回転寿司で全国一の少食?あなたは何皿食べる?/マルハニチロの調査/1皿当たりの価格は全国10地区のうち2番目に

北陸の住民、回転寿司で全国一の少食?あなたは何皿食べる?/マルハニチロの調査/1皿当たりの価格は全国10地区のうち2番目に

マルハニチロが実施した回転寿司に関する意識調査によると、来店時に食べる皿数の平均は、北陸が9.3皿となり、全国10地区で最も少なかった。

調査は2024年2月に実施され、月1回以上は回転寿司店へ行く全国の15~59歳男女3,000人が回答した。北陸では59人が答えた。

皿の数が最も多いのは四国で11.3皿なので、北陸の住民より2枚も多いということだ。

ちなみに筆者は15皿ほど…

でも、最も少食の北陸住民は、客単価でみると全国最下位を脱するのである。

「最下位を脱する」どころか、堂々の3位。

北陸は「スシロー」「くら寿司」みたいな低価格帯の全国チェーンに加え、地場の「もりもり寿し」「金沢まいもん寿司」「すし食いねぇ!」などが火花を散らしている。そうした地場の店は全国チェーンより価格が高く、客単価の高さにつながっているのかも知れない。

以上の結果を受け、全国10地域の住民が回転寿司1皿に払っている平均金額を割り出すと、以下のようなグラフになった。

北陸は200円で2位。首位の北海道とは2円という僅差だった。総務省の家計調査を見ていると、北陸の住民は全国的に見て、ブリやカニといった割と値の張る魚介類に多く出費する習性があるので、食べるネタ選びのクセも1皿当たりの価格を押し上げたのかも知れない。

一方、最もたくさん食べる四国は1皿当たりの金額が最も低いという結果になった。

なんか、久しぶりに回転寿司、行きたいなあ。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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