【2022年2月10日発表の北陸企業の決算まとめ】執念の18社概説 ㊦ 中間決算・本決算の4社

【2022年2月10日発表の北陸企業の決算まとめ】執念の18社概説 ㊦ 中間決算・本決算の4社

㊤に引き続き、2月10日に決算を発表した北陸の企業を紹介する。㊦は2021年12月中間期か12月期(通期)の決算を公表した4社(日本抵抗器製作所、伏木海陸運送、日華化学、歯愛メディカル=決算発表順)。

日本抵抗器の通期は増収増益、今期も増収増益見込み

日本抵抗器製作所(南砺市)の21年12月期(通期)の連結決算は増収増益だった。22年12月期(今期)は世界的な半導体不足による原材料の入手が困難な状況は続くほか、物価上昇やコスト上昇も懸念されるが、半導体不足は年度後半に和らぐとみて、増収増益を見込む。

今期の配当は21年12月期と同じ年30円を見込む。配当性向(純利益に占める配当原資の比率)は53.0%になる見込み(21年は74.4%)で、高すぎるのが逆に気がかりではある。

売上高営業利益純利益
21年12月期6,185(11.6)111(165.3)49(31.0)
22年12月期6,400(3.5)130(17.1)70(42.9)
単位は百万円。カッコ内は前年同期比増減率=%

伏木海陸の中間期は大幅な最終減益

伏木海陸運送(高岡市)の21年12月中間期の連結決算は減収で、純利益は持分法適用会社の株式売却損を計上した影響により、大幅に減少した。

中間配当は15円予想を20円に引き上げた(前年は15円)。期末は前年と同じ20円を予定する。

売上高営業利益純利益
中間期実績5,897(▲0.7)230(14.2)77(▲70.0)
通期計画12,500( – )700(53.5)420(7.1)
▲はマイナス

日華化学の通期は増収増益

日華化学(福井市)の21年12月期の連結決算は増収増益だった。繊維加工用薬剤や情報記録紙用薬剤を含む化学品事業、化粧品事業、その他の全部門で増収だった。

22年12月期は増収を計画しているが、原材料費の高騰や事業活動上のコスト増を見通して減益予想とした。配当は年22円で据え置く。

売上高営業利益純利益
21年12月期48,474(17.7)2,453(73.2)2,595(148.5)
22年12月期48,500( – )2,100( – )1,200(▲53.8)

歯愛メディカルは今期、過去最高の売り上げを更新へ

歯愛メディカル(白山市)の21年12月期の連結決算は増収減益だった。歯科医院向けを中心に感染対策商品の需要が拡大したが、倉庫の処理能力が追い付かず商機を逃した面もあったという。

22年12月期(今期)は新規事業の保育園・幼稚園、看護師、エステ向けの通販が引き続き売上・利益に貢献するとみられる。一方、能美市に建設する新物流センターが23年半ばに稼働するまでは、既存物流網の出荷能力が供給を制約する可能性があり、倉庫の作業人員を増やそうとしていることもコストアップにつながる見込みという。

売上高営業利益純利益
21年12月期41,205(10.2)4,523(▲3.8)2,820(▲3.4)
22年12月期42,554(3.3)4,457(▲1.5)2,838(0.6)

以上で10日に決算を発表した北陸の18社の決算概説を終わります。疲れた……。

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