富山駅前で2023年1月にオープンするホテル「ダブルツリーbyヒルトン富山」の総料理長に、金沢市のミシュラン1つ星レストラン「プレミナンス」などを経営し、自己破産手続きに入っている「ノリオターブル」の社長を務めた川本紀男氏が就任したことが分かった。
ダブルツリーbyヒルトン富山開業準備室の広報担当者によると、就任は2022年9月5日付となる。
ダブルツリーbyヒルトン富山は富山県内で初めて本格的な外資系ホテルとして開業する施設。料飲部門に地元・富山の食材を取り入れたオールデイダイニング、こだわりのコーヒー&デリを販売するテイクアウトショップを備える。
川本氏は双方を総括するほか、宴会で提供する料理も含めた責任者となる。
2022年7月19日のNHKの報道などによると、ノリオターブルは1997年の創業以降、フレンチレストランやカフェ、洋菓子店などを出店してきた。
しかし、事業の拡大に伴って借入金が膨らんだ上、新型コロナウイルスの拡大による市場縮小のあおりを受け、2022年8月に自己破産手続きを開始した。
負債総額は約3億円という。
※オープン日などを掲載した過去記事は以下のリンクから