サンウェルズ、東証グロースから東証プライムへ市場変更/新規上場から2年

サンウェルズ、東証グロースから東証プライムへ市場変更/新規上場から2年

2024年7月2日

※記事公開当初に「プライム市場」を「プレミア市場」と誤記していましたので、公開翌日の3日に修正しました。申し訳ありませんでした。

パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」を全国展開するサンウェルズ(金沢市)は2024年7月2日、上場先を東証グロース市場から東証プライム市場へ変更する承認を東京証券取引所から受けたと発表した。

市場区分の変更に伴って7月18~24日のいずれかの日を受渡期日とする自己株式の処分・株式の売り出しを予定しており、その期日をもって上場市場が変更される。


サンウェルズは2022年6月27日に東証グロース市場へ上場した。この間の成長ぶりを確認するため、上場前の2021年3月期の業績と、その3年後に当たる直近(2024年3月期)の業績を比べてみよう。

売上高営業利益純利益
2021年3月期5,404322241
2024年3月期21,3603,4902,032
単位は百万円

売上高はだいたい4倍、純利益は8倍となっている。今後の投資計画を見ると、まだ積極的にPDハウスを全国展開するフェーズのようなので、これからも継続的に成長するとみられる。

サンウェルズの上場申請時に筆者が書いた記事は以下のリンクにあるので、沿革などは下の記事をご参照いただきたい。

サンウェルズが22年6月27日に東証グロースに上場 / 石川県の企業のIPOは1年半ぶり

介護事業のサンウェルズ(本社・東京、金沢市)は2022年6月27日、東証グロース…
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国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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