【北陸経済、マネー】共和工業所が子会社設立

写真はコマツ製ではありません。イメージです

ボルト専門メーカーの共和工業所(小松市)は18日、金属製品製造を担う子会社として、共和ワークスタイル(同)を設立すると発表した。これまでは外注していた製造業務を内製化することで、生産の効率化、品質の向上を図るという。

新会社は9月に設立を予定する。共和工業所としては中国の生産販売子会社に続き2社目の連結子会社となる。

出資比率は共和工業所が100%で、同社の山口真輝社長が新会社の社長に就く。資本金は800万円。2022年5月に事業を始める予定となっている。

売り上げの3割はコマツから

そもそも、共和工業所になじみの薄い人も多いだろう。同社はジャスダック上場で、2021年4月期の連結売上高は75億9790万円。純利益は4億7103万円。従業員数は277人。

同社の2021年4月期の有価証券報告書によると、年間販売額のうち93%を建設機械事業が占め、また、29%をコマツ、コマツ物流の2社から得ている。

筆頭株主は山口家の面々が役員を務める有限会社ワイ・エム・ジィ(小松市)で、持ち株比率は33・4%。ビジネス上はコマツとの関係が深いものの、有価証券を見る限りはコマツとの資本的なつながりは薄いようだ。

建機はコロナ禍からの回復に伴い、需要が増すとみられるが、足元では変異株の感染拡大で不透明感が増している。同社の企業規模からしても、投資的には無理に手を出す必要はないとみている。

コメントを残す