【北陸経済、マネー】ほくほくFGが中間期の利益を上方修正、前期比で増益に

北陸銀行の持ち株会社である、ほくほくフィナンシャルグループ(FG)は10月25日、2021年9月中間期の連結利益予想を引き上げた。前年同期実績と比べ、減益予想が一転、増益となる。

経常利益は5月の公表値より35・7%多い190億円、純利益は54・1%増の131億円を見込む。

前年同期の実績と比較すると、5%程度の経常増益、1%程度の最終増益となる。

同社のプレスリリースによると、銀行業でコア業務純益(本業益のこと)が当初の予想を上回った半面、企業倒産に備えた与信費用が想定を下回ったことから、利益が上振れすることになったという。

コロナ禍2年目前半に当たる今回の決算だが、与信費用が想定より少なく済んだというのは、ストレートに受け取ると、地域経済は思うほど疲弊していないという意味になる。

これから好決算でも油断は禁物

これから3月期決算企業の中間決算発表が本格化する。基本的には前年同期との比較や当初の想定よりは上振れして着地する企業が多そうだ。

もっとも、業種によっては、足元のエネルギー費用の高騰などが下期の収益を圧迫するとみられ、油断は禁物である。