【北陸経済、マネー】北日本紡績が遠く山口県のリサイクル業者を買収

北日本紡績(白山市)は10月4日、山口県周南市に本社を置くリサイクル業者の金井産業を11月4日付で買収すると発表した。

北日本紡績の発表資料によると、両者は現状で資本関係がなく、11月に北日本紡績が金井産業の全株式を一気に取得し、完全子会社とする。株式の取得にかかる費用は合計で1億2500万円。

曲がりなりにも上場企業による買収劇としては金額がえらく小さい…。

発表資料によると、金井産業は近年の売上高が1億円前後で、利益はほぼゼロ円前後で推移している。純資産は1億円弱。合成樹脂の製造販売、産業廃棄物の再生・収集運搬・処理などを手掛けているという。

北日本紡績は、始めたばかりのリサイクル事業に本格進出するために廃プラスチックの提供元となり、また産廃処理設備を持っている会社ということで金井産業に白羽の矢を立てたらしい。

新事業の起爆剤に!?!?

そこで金井産業をインターネットで検索してみた。ただ、公式ホームページはおろか、転職サイトなどにあるような2次情報もほとんど見当たらず、社員数すら把握できない。株主は5人で金井姓の4人で98%を持っており、売り上げも1億円未満の年があることを考えると、社員数は数十人規模と考えられる。

残念ながら、筆者は繊維業やリサイクル業に詳しくない。その上で疑問に思うのは、何百キロも離れた山口にあり、利益の出ていない小規模なリサイクル業者を買うことが、立ち上げたばかりの新事業を軌道に乗せる原動力になるのだろうか?余計なお世話だろうけれど、リアルな想像が全くできない。

何かしら大きな勝算があるなら、それはそれで驚くので、時が来たら説明してほしい。一応、そういうサプライズを期待し、今後の展開を待ちたい。

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