【北陸経済】1~9月の北陸の宿泊者、コロナ前から半減

北陸信越運輸局が10日発表した、1~9月の北陸三県の宿泊者数は596万人で、コロナ禍前の2019年の同時期と比べて53・7%減となった。

20年の同時期と比べると、10・9%減となる。

県別の内訳は富山が164万人(20年の同時期は152万人)、石川が275万人(同341万人)、福井が158万人(175万人)。

20年との比較では富山が唯一増加した一方、石川、福井が減少している。

コロナ禍前の19年との比較ではどうか。下の表にまとめてみる。

21年1~9月(万人)19年1~9月(万人)増減率(%)
富山県164286▲42・6
石川県275688▲60・0
福井県158315▲49・8

20年との比較でもそうだが、富山は底堅く、安定している感じ。外国人比率が高く、観光客も多い石川はコロナ禍で大きく落ち込んだ。福井は両県の中間ぐらいの推移のようだ。

客室稼働率は石川が三県で最低

ちなみに、各県の客室稼働率を比較してみると、石川の落ち込みようが分かる。今年1~9月の客室稼働率の幅は以下の通り。

 富山 20・6%~39・6%

 石川 19・6%~36・3%

 福井 24・6%~41・9%

もちろん、石川は北陸新幹線開業後の数年間で、金沢市内を中心にホテル開発が進み、キャパシティーが大きくなったところへ、観光客が激減したことから客室稼働率が下がったとみられる。

もっとも、足元ではコロナの感染拡大が落ち着き、年明けにもGo Toキャンペーンが再開されると言われる。宿泊業には追い風が吹く可能性がある。石川も風向きが変わればいいのだが……。

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