「8番らーめん」を展開するハチバン(金沢市)は11月19日、初めての無人店舗を野々市市白山町の「イオンタウン野々市」に出店した。イエローハットの向かいにある。

プレスリリースによると、無人店舗で取り扱うのは8番餃子(30個入り、1000円)、レモン餃子・パクチー餃子・とうがらし餃子(各10個入り、各500円)、オリジナルチャーシュー(210グラム、1000円)となっている。
「え、ラーメンは??」
と思って、よく見ると、確かに店名は「『8番餃子』無人販売所」だ。看板をチラ見だけしてラーメンを食べに入店する人もいそうである。
注目は支払いシステム。最近ではレジを通らなくても決済できる「無人コンビニ」も現れ始めているくらいである。
我らがソウルフードの担い手ハチバンも、初の無人24時間店では、ここぞとばかりに画期的な決済手法を導入してくれた。11月19日付のプレスリリースから引用してみよう。
冷凍庫から希望の商品を取り出し、備え付けの料金箱にお金を入れて支払う、シンプルでわかりやすいシステムです。
田舎の道路沿いにあるやつや。
でも、いいじゃないか、むしろ1周回って新鮮味を感じるよ。
あらためて考えると「500円」「1000円」というキリの良い価格設定は、お釣りを出せないからこそなのだろう。もっとも、無人店舗で人件費が要らないはずなのに、この商品価格は割高にも思える。
ともあれ、機会があれば一度訪れ、体験してみたい。